弁護士顧問
(商社)

業種
ねじ、ボルト、ナットの総合商社
拠点
東京
人数
38名
1945年の創業以来、大手住宅メーカーなどで使用する専用のネジ・ボルトを製造販売。新規事業にも積極的に取り組まれ、近年は高速道路に必要となる特殊な部材も製造している。

時代の変化に伴って、顧問弁護士のフットワークの軽さが重要になった。

弊社が廣木さんに顧問弁護士を依頼したのはだいたい5年前くらいです。(※インタビュー当時)私が社長に就任したタイミングで相談したいことが増えたので、若くてフットワークの軽い先生を探していたところ、顧問税理士の方から廣木さんを紹介していただきました。

基本的には、会社の書類のチェックであったり、何かアクションを起こす前の相談に乗っていただいたり、また私自身の個人的な相談も聞いていただいています。これまでのアナログだった時代には、書類は全てを熱心に確認しなくても会社として何とかなっていましたが、現代のようにコンプライアンスがシビアな時代にはそれでは成り立ちません。迅速に対応いただける法務の専門家は企業にとって必要不可欠です。

毎月の経営会議にも参加

また、毎月行っている経営会議にも参加して頂いています。(※インタビュー当時)税理士さんや社労士さんにもご参加頂き、売上報告など含めて報告を行っています。会議に出てくる様々な問題についてアドバイスいただくことはもちろん、我々だけではわからない隠れたリスクまで洗い出していただけるので非常に心強いのです。そして廣木さんが参加してくださることで、会議で表面化した問題点をわざわざ書面にする手間がありません。その場で相談することができ、些細な事まですぐに解決策を導き出せています。

時代はどんどん変化していきますので、弊社も積極的に新規事業に取り組んでいます。事業を行う上で情報収集は徹底して行うようにしていますが、それでも法律の観点は把握しきれず気付かぬ落とし穴もあります。我々にとって廣木さんの存在は非常に大きいですね。

気軽に相談できる身近なビジネスパートナー。

何よりも、これはお人柄の部分になりますが廣木さんは気軽に相談を聞いてくださいます。少しでも不安なことがあればどんなことでもすぐに相談できるようになりました。精神的な負担がかなり軽くなりました。問題が大きくなる前にリスクを回避できている真の理由はここにあるのかもしれませんね。

一方で、普段の物腰は柔らかい方なのですが、仕事には妥協がありません。書面の完成度を見れば一目瞭然です。切れ味の鋭い文章に表れていますよ。

サービスの品質にはじまりお客様から求められる基準はコンプライアンスにおいてもどんどん上がっているなと、痛感することが増えてきました。お陰様で弊社はその点においても大きなトラブルにも見舞われず事業を継続できています。

ぜひ今後とも末永くお付き合いさせていただきたいですね。

弁護士顧問
(出版社)

業種
書籍・電子書籍出版・教材の販売
拠点
東京
独自のマーケティング手法で数々の人気書籍を生み出す出版社。

企業としての存在価値を高めるために。

廣木さんに顧問弁護士を依頼したのは、会社のスタートアップから少し経過した頃だったと思います。以来、著作権の問題など現場での仕事に関わるところから、経営上の課題まで、様々な相談をさせてもらっています。

私が編集者を20年ほど務めているのですが、例えば表記上の問題や登録商標の表示義務など、そのような部分の安全性の担保は編集の仕事になりますので、廣木さんに確認することがあります。大きな出版社には著作権の専門家などがいて専門部署もあるのですが、特に今はそういったところがシビアになってきているので弊社でも気を使う点です。いつも迅速にご対応いただけるので、細かな疑問も素早くクリアにしていけて助かっています。

相談ごとの一割がそういった印刷物のことで、残り九割は経営上の質問です。特にうちは契約書を作ってもらったことは大きかったですね。小さい会社は最初からそこまできちんと整備するのは困難です。しかし弊社はこれから大きく成長しようとしているので、創業4年目で中長期スキームを策定し、内部統制を整えていきました。

契約書がしっかりしていないと会社の価値が上がりません。上場も視野に入れ、会社を公共物にしていくために会社内部の透明性を上げ、価値を高めることが重要です。社員にとっても利益のあることですし、お客様との間でも透明性が上がることで社会貢献度も上がり信頼に繋がっていきます。

弊社のようなベンチャー企業は、売上を上げていくのに伴ってこういったところからしっかりしていかないと中身がボロボロになってしまうので、専門家が傍にいるのといないのとでは全然違います。

ブレのない客観的なアドバイスに安心できる。

廣木さんに顧問を任せて良かったと感じるのは、やはりその安定感です。 スタートアップしてから数年はとにかく不安なことだらけでした。何かあるごとに不安で一杯になりながら廣木さんの元に相談に行き、そのたびに冷静で的確なアドバイスで問題解決に導いてもらいました。廣木さんは決して感情的に慰めてくれるタイプではありません。常に現実を客観的に捉えたアドバイスと解決の方法論を教えてくれます。

例え一時的に私達の不安に共感し慰めをもらっても何の解決にもなりませんし、私にとっては廣木さんのその淡々とした冷静さが安心であり、仕事がしやすいです。

また、わからないことははっきり「調べてから回答します」と言ってくれるので、2転3転することがないです。それにしても出版業界は商流が非常に複雑で、廣木さんは弊社の案件を担当するにあたり業界のお金の動き方も学んでくださいました。だからこそいつもブレないでいてくれる廣木さんに何でも聞いてしまいます。

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